水戸市森林公園タカの渡り調査グループ
 
            代表者:植竹 孝
 
1 グループの概要
 
  水戸市森林公園における「秋のタカの渡り」を調査する集まりです。
  茨城県の中部、御前山から笠間市にかけて、タカの渡り調査に適した場所を探索し、その結果、水戸市
 森林公園展望台が最適と判断し、2003年(平成15年)から毎年調査を行っています。
  毎年8月15日から9月末までの期間とし、調査時間は、朝8時から午後1時までを目安としています。
  公園内での活動なので、グループの代表者、植竹孝名で公園事務所に届け出ています。公園主催の観
 察会や勉強会にも協力しています。
  グループの規則は特に定めてはなく、調査に参加していただいた方々で構成されます。
  調査結果は全国タカの渡りネットワークのWEBサイトに「水戸市森林公園タカの渡り」としてアップし、8月
 中旬からタカの渡りが始まる調査ポイントとして全国の仲間から注視されています。
 
2 大鍋展望台
 
  公園内の大鍋展望台が調査場所です。
  標高124m。そこから270度の広範囲の展望です。
  調査した猛禽類は、サシバ、ハチクマの他、ミサゴ、トビ、オオタカ、ツミ、ハイタカ、ノスリ、ハヤブサ、チゴ
 ハヤブサの10種類。
  他にアオゲラ、アカゲラ、サンショウクイ、アオバト、エゾビタキ、コサメビタキなど50種を超えています。
  さらに、アサギマダラ(蝶)やタマムシ(昆虫)なども。
 
3 過去の調査状況  
 

水戸市森林公園タカの渡り 過去の調査状況 

暦年

サシバ

ハチクマ

備   考

出現 (羽)

飛去(羽)

出現(羽)

飛去(羽)

2005年(H17年)秋

201

110

52

35

詳細+まとめ

2006年(H18年)秋

164

104

10

2

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2007年(H19年)秋

195

55

9

3

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2008年(H20年)秋

244

116

28

23

詳細+まとめ

2009年(H21年)秋

129

72

5

5

詳細+まとめ

2010年(H22年)秋

343

213

22

11

詳細+まとめ

2011年(H23年)秋

255

162

25

19

詳細+まとめ

2012年(H24年)秋

537

422

18

14

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2013年(H25年)秋

559

401

69

49

詳細+まとめ

2014年(H26年)秋

202

142

15

12

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2015年(H27年)秋

360

222

86

55

詳細+まとめ

2016年(H28年)秋

344

234

39

34

詳細+まとめ

 
 注:飛去数は、出現数の内数です。